【ノルウェー生活】炊飯器なしで米を炊く方法  ジャスミンライスと寿司米

2025/06/20

ワーホリ

今回はノルウェー生活で私が食べていたお米の種類と、それらの炊き方について書いていこうと思います。


一般的にノルウェーの主食はパンです。オーブンでカリッと焼いて中がふんわりとしたパンに、風味の強いバターを塗って食べるのはそれはそれは絶品です。

しかし、そんな美味しいパンを食べ続けてもお米は食べたくなるものです。




ノルウェーでお米は普通に買えるの?


滞在して最初のうちはノルウェーにお米があるかどうかなんて考えず、ずっとパンを食べていました。

お米があったところで、炊飯器がないですからね。

だけど無性にお米が食べたくなり、スーパーに米を探しに行きました。


探すこと数分、トルティーヤやパスタの近くにライスコーナーという括りでありました。

アジアスーパーじゃなく普通のスーパーに売っています。

種類は様々で、キリル文字が書いてあるものや色や味のついたものなど、とにかく見たことないものばかりです。

日本米はなく、寿司米というものが売っています。見た目は日本米とほぼ同じです。


ノルウェーのスーパーでよく見る寿司米



リゾットライス


よくわからない米を炊飯器なしで炊く勇気はなく、最初のうちはリゾットライスを使ってリゾットを作っていました。

野菜やお肉を入れて、味付けをしてチーズをかければそれっぽくなるだろうと思ったからです。

リゾットライスは味のついていない無色のものや、最初から味がついているものなどがありました。どこのスーパーにも5種類ぐらいあります。



■■作り方■■


①鍋に水6dlとリゾットライス100gを入れる。
ノルウェーの鍋は6dlのところに線が入っているものが多いです。
②沸騰したら、好みの野菜やウインナーなどの具材を入れる。
③20分経過後TORO社のスープやパスタソースを混ぜる。
④10分経過後、塩胡椒で味付けをし、チーズを混ぜたり乗せたりして完成!


何度も作ったのですが、水の分量や時間をいくら調整しても芯が少し残りました。

まわりに聞いてみたところ、リゾットライスは芯が残るみたいです。





ジャスミンライス


しばらく経ってからジャスミンライスを使うようになりました。

普段使っていたものは、ELDORADO社Jasminrisです。

箱で売られており、小分けの袋が8パック入っており便利です。

1パックには125g入っています。


ジャスミンライス

ジャスミンライスってどうなの?って感じですが、見た目は日本米にかなり近いです。

ですが、匂いが全く違います。ほぼ毎日のように食べていましたが、最後まで慣れることはなかったです。

味としてはそこまで気になりませんでしたが、炊いた直後の匂いは独特の匂いがしました。

何かおかずがあれば、美味しく食べられます。


ジャスミンライスとカレー


■■ジャスミンライスの炊き方■■

①米をとぐ
②米250gと水300mlを入れて沸騰させる。
(米を入れた後に6dlの線まで水を入れればちょうどいい量)
③沸騰したら、鍋底に米がついたり、米同士がくっついていない状態になるように混ぜる。
④10分間蓋をして放置。中火。(IHの1-10の段階の5にしていた)
⑤火を消してまた10分間放置(蓋は開けない)
※この時IHが熱いままだとよくないので、別の場所に鍋を移動させる。
⑥時間になったら蓋を開けて混ぜれば完成!

※この時に鍋の底に米が固まってくっついてしまう状態なら次回から少し水を多めに入れてみてください。

寿司米も同じ時間、分量で炊けます。

米の量はこの2倍程度であれば、2倍の水の量にして、時間や火の強さは変更することなく炊けます。

個人的にジャスミンライスは見た目が日本米に近いっていうのが精神的によくて、長細くて本当に米か?って思うようなものがあり、食べるのにかなり抵抗があったので、やっぱり見た目って大事なんだなって思いました。


長細い米。見た目が苦手な人は本当にダメかも

これはお米…かな?




寿司米


寿司米があるのならば、寿司米を使えばいいじゃん!ともなりますが、ジャスミンライスが1kg500円ぐらいなのに比べて、寿司米は1kg1500円ぐらいしました。

普通のスーパーには1kgとか少量でしか売っていませんが、アジアスーパーに行くと10kgとかで売っています。


私的には寿司米も日本米と比べて、かなり米の匂いが強く感じました。

寿司米は名前の通りお寿司を作る時に使いました。

みんな大好きSUSHI!




驚くべき米の作り方


米の炊き方は上記に挙げた通りなのですが、このジャスミンライスの袋をよく見てもらえたら分かるように小さい穴がいくつも開いています。


私はずっと通気性だとかそういう穴だと思っていました。

ですが、このジャスミンライスのパッケージに「BOIL-IN-BAG」と書かれてあるのです。

つまり!本当は袋に入れたままの状態で茹でるのが、このジャスミンライスの正しい炊き方茹で方だったのです。


私の友人が米を作った後、キッチンの上に袋の中にミチッて入っている米があったので、余った分をわざわざ袋に戻して器用なことするなって思っていたのですが、違ったんですね。

そもそも米を茹でるという発想がなかったので、その事実を知るのにだいぶ時間がかかってしまいました。


それを知ってから、じゃあ私は米を茹でたのか?と聞かれると結局最後まで茹でませんでした。きっと袋のまま茹でたほうが圧倒的に楽なんでしょうけど、やっぱりちょっと抵抗というか、だって米は炊くものですよね。

もし絶対そのほうが楽じゃん!と思う方がいたら是非挑戦してみてください。