今回は私が1年間住んだノルウェーの街「Tønsberg」についてご紹介します。
Tønsbergはテンスベルやトンスベルグと表記されますが、トゥンスベルと発音するのが近いと思います。
オスロから電車で1時間程離れたこの街は、歴史と自然が調和した私のお気に入りの街です。
オスロから日帰りで行くことも出来ますが、折角なら運河の近くに一泊することをおすすめします。
Tønsbergってどんなところ?
Tønsbergはノルウェーの南東部に位置します。
ノルウェー最古の街としても知られ、街の至るところで歴史を感じられます。
気候は比較的温暖で、夏は過ごしやすく、冬はそれ程厳しくありません。
もちろん雪は降りますが、膝まで埋まる程度の積雪はありません。
除雪もすぐにされるので、街の歩きにくさを感じたことはありませんでした。
Tønsbergのすぐ隣には、カルドネス島があります。橋が繋がっており、気軽に訪れることができます。
おすすめ観光スポット
Tønsberg運河
運河沿いには整備された散歩道があります。
普通のベンチもたくさんありますが、寝転がれるようなベンチもあり、運河を流れゆく船を見ながら休憩することが出来ます。
オシャレなレストランも並んでいるので、テラス席で食事をするのもおすすめです◎
またカルドネス島へ行く為の橋は、はね橋になっています。
背の高い船が通るたびに橋が跳ね上がり、その様子は見ていて楽しいです。
運河にはサウナもあります。
夏だけではなく冬も営業しており、冬は氷河に包まれた運河に飛び込んでいる人もいます。
興味がある方は是非挑戦してみてください。
Oseberg Vikig Heritage
木を削ったり、叩いたりしている音が心地良いです。
出来上がった船は運河に浮かべてあり、運河が凍っていない期間は乗ることができます。
バイキング小屋や小さなお土産屋さんもあります。
8月にはバイキングフェスティバルが行われており、楽器の演奏や、バイキングに関連したお店が出店されます。
Slottsfjellet
Tønsbergの街の中心の丘の上にあります。
昔は要塞として使われており、大砲などや要塞の跡も残されています。
人がいない時も多いので、自然を独り占めしているような気持ちにしてくれます。
丘では羊が放牧されている時もあります。
住みやすさ
街の中心には大きなショッピングモールがあり、ノルウェーのほとんどのお店が入っています。
またスーパーの数や種類も多いです。
図書館や映画館もあります。
ただし、日本人だけでなくアジア人すら滅多にいません。
ある程度の街の大きさの為、生活していて困ったことはありませんでした。
交通
オスロ空港まで1時間40分
オスロ駅まで1時間10分
サンネフヨル空港まで電車とバスで30分
行きたい国によって空港2つを使い分けることが出来るので、とても便利です。
また、電車は特急も停車します。
イベント
街の中心の広場では、クリスマスの時期にツリーの点灯式が行われたり、定期的にお祭りが開催されています。
ナショナルデーには子ども達のパレードも行われています。