【ノルウェー】Tønsbergの美しい港町を一年間満喫した私がおすすめする過ごし方

2025/07/11

ワーホリ

今回は私が1年間住んだノルウェーの街「Tønsberg」についてご紹介します。


Tønsbergはテンスベルやトンスベルグと表記されますが、トゥンスベルと発音するのが近いと思います。

オスロから電車で1時間程離れたこの街は、歴史と自然が調和した私のお気に入りの街です。

オスロから日帰りで行くことも出来ますが、折角なら運河の近くに一泊することをおすすめします。



Tønsbergってどんなところ?



Tønsbergはノルウェーの南東部に位置します。
ノルウェー最古の街としても知られ、街の至るところで歴史を感じられます。


近くにはTønsberg運河が流れており、運河沿いにはカラフルな建物が立ち並んでいます。

気候は比較的温暖で、夏は過ごしやすく、冬はそれ程厳しくありません。

もちろん雪は降りますが、膝まで埋まる程度の積雪はありません。
除雪もすぐにされるので、街の歩きにくさを感じたことはありませんでした。

Tønsbergのすぐ隣には、カルドネス島があります。橋が繋がっており、気軽に訪れることができます。




おすすめ観光スポット



Tønsberg運河



駅からもすぐ行ける場所に、Tønsberg運河が流れています。

運河沿いには整備された散歩道があります。

普通のベンチもたくさんありますが、寝転がれるようなベンチもあり、運河を流れゆく船を見ながら休憩することが出来ます。

オシャレなレストランも並んでいるので、テラス席で食事をするのもおすすめです◎

またカルドネス島へ行く為の橋は、はね橋になっています。
背の高い船が通るたびに橋が跳ね上がり、その様子は見ていて楽しいです。


港にはボートがいくつも浮かんでおり、夏にはそこでバーベキューをしている人たちが沢山います。

運河にはサウナもあります。
夏だけではなく冬も営業しており、冬は氷河に包まれた運河に飛び込んでいる人もいます。

興味がある方は是非挑戦してみてください。


Oseberg Vikig Heritage



バイキング船の造船所です。春から秋にかけて、木造の船を作っています。

木を削ったり、叩いたりしている音が心地良いです。


出来上がった船は運河に浮かべてあり、運河が凍っていない期間は乗ることができます。
バイキング小屋や小さなお土産屋さんもあります。

8月にはバイキングフェスティバルが行われており、楽器の演奏や、バイキングに関連したお店が出店されます。



Slottsfjellet



Tønsbergには、ノルウェーでも数少ないタワーがあります。

Tønsbergの街の中心の丘の上にあります。

昔は要塞として使われており、大砲などや要塞の跡も残されています。


Tønsbergの街並みや、運河が一望でき、私のお気に入りの場所です。

人がいない時も多いので、自然を独り占めしているような気持ちにしてくれます。

丘では羊が放牧されている時もあります。



住みやすさ



街の中心には大きなショッピングモールがあり、ノルウェーのほとんどのお店が入っています。

またスーパーの数や種類も多いです。

図書館や映画館もあります。


観光客が少なく、トラムが走っていないため道も綺麗です。
ただし、日本人だけでなくアジア人すら滅多にいません。

ある程度の街の大きさの為、生活していて困ったことはありませんでした。



交通



電車でオスロや空港に1本で行くことが出来ます。

オスロ空港まで1時間40分
オスロ駅まで1時間10分
サンネフヨル空港まで電車とバスで30分

行きたい国によって空港2つを使い分けることが出来るので、とても便利です。

また、電車は特急も停車します。



イベント



運河では、夏にボートレートやコンサート、飛び込みの大会も行われており、土日は賑わっています。

街の中心の広場では、クリスマスの時期にツリーの点灯式が行われたり、定期的にお祭りが開催されています。

ナショナルデーには子ども達のパレードも行われています。