今回は北欧のオーロラについて書いていきます。
最初は「ノルウェーに住むなら、オーロラぐらい見ておくか〜」ぐらいの軽い気持ちで、オーロラ鑑賞を甘く見ていました。
しかし、北極圏まで行ったのにも関わらず、オーロラを見ることが出来ない!という苦い経験をしてしまいました。
そんな失敗を経験した為、それから数えきれない程情報収集しました。
このブログでは、そこで掴んだオーロラ鑑賞成功への鍵をお伝えしていきます。
「オーロラ鑑賞を一生の思い出にしたいけど失敗したくない…」そう思う方に読んでもらいたいです。
確実に見えるという保証はないですが、私なりにオーロラが見られるよう精一杯確率をあげた方法をまとめています。
オーロラが見える時期
一般的に秋から春にかけてと言われています。
具体的には11月〜3月ぐらいです。
行く時期に関して一番大事なのは新月を狙うということです。
月明かりがない方がオーロラが見えやすいので、必ず新月か、新月に近い日に行くことをおすすめします。
オーロラ鑑賞どこに行く?
【4大人気スポット徹底比較】
北欧でオーロラが見られる場所はいくつかあるけれど、どこがいいの?と思う方もいると思います。
そこで、人気スポットを比較してみました。
ノルウェー:トロムソ
・オーロラツアーの種類が豊富
・船でオーロラを追いかける「オーロラチェイス」が出来るのはトロムソだけ
(注意点)天候が変わりやすい
スウェーデン:アビスコ
・晴天率がダントツ!オーロラ遭遇No.1!
・大きな公園もありハイキングが楽しめる
(注意点)情報が少ない
フィンランド:ロヴァニエミ
・サンタクロース村がある
・オーロラだけでなく他のオプショナルツアーも充実
(注意点)観光客が多い
アイスランド:レイキャビク
・雄大な自然とオーロラのコラボレーション
・観光地も豊富
(注意点)他の地域と比べて遠い。天候が悪い
私は1月上旬にトロムソ(Tromsø)、3月中旬にアビスコ(abisko)に行きました。
トロムソを選んだのは、ノルウェーに住んでいるし、オーロラベルトの地帯の北極圏だからです。
トロムソには3泊滞在し、オプショナルツアーも予約して準備万全でした。
しかし、3夜とも天候が悪くツアーも中止になり結果的にオーロラは全く見えませんでした。
私がアビスコ(Abisko)を選んだ理由
最初は、レイキャビクやロヴァニエミも検討していましたが、どちらの地域でも天気が悪く見えなかったというケースがあるようでした。
過去のトロムソでの失敗から学んだのは「晴天率こそ、オーロラ鑑賞の成功を左右する」ということでした。
そこで徹底的に晴天率を調べてたどり着いたのがスウェーデンのアビスコでした。
晴天率こそ正義なのです!
オーロラが見える地域では基本的に天気が良くないことが多いようです。
アビスコって本当にオーロラが見えるの?
「晴天率が高いって言っても、本当にオーロラが見えるの?」
そんな疑問を解決するために、私はアビスコのウェブカメラを毎日チェックしました。
こちらのサイトから登録なしで確認できます。
1月〜2月の間、ほぼ2日に1回はオーロラが映っていました。
いざアビスコへ!
オプショナルツアーは予約していませんでした。
夜7時ごろから、ホテルの出入り口を開けたすぐ目の前にオーロラが出現しました。
満点の星空の下、形を変えながら輝くオーロラはまさに絶景でした。
日付が変わるぐらいまでオーロラを見続けることができました。
オーロラ鑑賞の必需品!(おすすめアプリ)
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出典:apps.apple.com |
オーロラを見る時に便利なアプリは色々とあります。
KPを教えてくれるアプリだったり、今オーロラベルトがどこにあるかとか、位置情報を連動させてオーロラが見えるかもしれない!となった時に通知がくるアプリとかあります。
しかし、条件が揃っていたとしても天気が悪いと本当に見えないです。
トロムソの見えなかった時も何度も通知がきて、「どこどこ?えー見えないじゃん!!」を繰り返しました。
確かにKPが爆発する日とかもあるのですが、それを狙って行くのは難しいですし、それなら新月の方が狙いやすいかと思います。
AURORAは様々な地域のオーロラのウェブカメラがまとめてあり、オーロラが出ている地域は優先的に上に出てきます。
北欧だけでなく、カナダとかもあります。ちなみに、上で挙げたキルナやトロムソ、もちろんアビスコも入っています。
もしオーロラを見に行く予定があれば、どのくらいの頻度で出ているかをチェックしておいた方が良いかと思います。
時差がある為日本で見る場合は、こちらの深夜から明け方ぐらいの時間になるので注意してください。
まとめ
私がこのブログで言いたかったのは、晴天率が大事ということです。
特におすすめなのが、スウェーデンのアビスコです。
氷河地形の美しい景色をみながら、ハイキングもできるような場所でもあります。
ぜひ、新月を狙ってオーロラ鑑賞の計画を立ててみてください。